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日本化学塗料株式会社は高機能止水材、重防食塗料のパイオニアです。

TEL. 0467-79-5711

〒252-1111 神奈川県綾瀬市上土棚北4-10-43

止水材の施工について|Operation

目 次


鋼矢板の種類と塗布量について

各種矢板に対する塗布量を教えてください。

各種矢板において、十分な止水性が確保できるように塗布量を決めております。下表をご参照ください。塗布量は矢板1m当たりの両爪に塗布した場合の合計量で示しております。
また、軽量鋼矢板に使用する場合のパイルロック塗布量についても併せて示しました。

各種矢板への標準塗布量
鋼矢板の種類 パイルロック パイルロックNS-v 
両爪の合計塗布量(kg/m)
U形鋼矢板  U型、Uw型 0.36 0.18
V型、Vw型 0.40 0.20
W型、Ww型 0.40 0.20
XL型 0.40 0.20
Y型 0.44 0.22
ハット形矢板 10H、25H 0.24 0.12
※積算の際、5%のロスを見込んでください。
軽量鋼矢板へのパイルロック標準塗布量
軽量鋼矢板種類 軽量鋼矢板形状 パイルロック塗布量(kg/m)
(左) (右) 左の爪 右の爪
LSP−3A 速乾型 0.12
NS-v 0.06
0.12
0.06
LSP−3B 速乾型 0.12
NS-v 0.06
0.15
0.075
LSP−3D 速乾型 0.12
NS-v 0.06
0.12
0.06
LSP−5 速乾型 0.11
NS-v 0.055
0.13
0.065


養生(乾燥)時間について

乾燥・硬化するまでどのくらいの時間が必要ですか?

乾燥・硬化に要する時間は、パイルロック、パイルロックNS-vで異なります。一般に、パイルロックのような溶剤を含んだ塗料状止水材では、10℃を下回ると粘度が上がり、乾燥時間が長くなる傾向があります。さらに、0℃を下回ると、常温20℃前後の場合の数倍の乾燥時間が必要です。詳しくは、下記の養生(乾燥)時間の目安表をご参照ください。

パイルロックの養生(乾燥)時間の目安
 気温(℃)  20  10  5  0  -5
 パイルロック  10以上 24以上  30以上  48以上  70以上 
 パイルロック[速乾型]  ― 14以上  21以上  33以上  48以上 
※最低気温が10℃以下の場合は、パイルロック[速乾型]を推奨致します。

パイルロックNS-vの養生(乾燥)時間の目安
 気温(℃) 30  20  10 
 硬化促進剤:無添加  24以上  48以上   ―   ―
 硬化促進剤:K-1(春、夏、秋用)   ―  16以上 28以上  60以上 
 硬化促進剤:F-2(冬および寒冷地用)   ―   ― 16以上  20以上 
※ 硬化促進剤添加量:パイルロックNS1缶あたり0.5kg

 
低温の場合、パイルロックNSの粘度は高くなりますか?

パイルロックNSは、温度の低下とともに粘度が上昇します。標準条件(25℃)の粘度に比べ、10℃で2〜3倍、5℃以下では4倍以上の粘度になります。一般に10℃を下回ると、粘度上昇により塗りづらい状態となります。従いまして、使用の前日くらいから温度のなるべく高い部屋などで保管し、使用直前に現場で混ぜて塗布することをご推奨致します。

止水材の性能について

設計の場合、透水係数はどのくらいで設定すれば良いですか?

実験室データでは、10-8〜10-9cm/sオーダーで、最近の施設目標である10-7cm/sを確保しております。
(詳細資料がございますので、ご請求ください。)

パイルロック、パイルロック速乾型、パイルロックNS、パイルロックNS-V、ケミカシート、
   ケミカコートHVはどのように使い分けますか?

主に、パイルロックは仮設に使用される事例が多く、寒い時期にはパイルロック速乾型が使用されます。また本設には、パイルロックNSが多く使用されます。またケミカシートはH鋼(連結鋼管杭)、ケミカコートHVはコンクリート矢板・ボックスカルバートなどに使用されています。(下表を参照ください。)

パイルロック製品の用途と特長
 製  品  用  途  特  長
 パイルロック  主に仮設、本設も可  溶剤タイプで、刷毛で塗り広げる。引抜きやすい。
 パイルロック速乾型  寒冷地、低温時  乾燥性の溶剤を使用、他の性能は通常タイプと同じ。
 パイルロックNS  主に本設、仮設も可   ウレタン無溶剤タイプで、継手に流し込み塗布。
パイルロックNS-v  パイルロックNSの流動性改良品。
 ケミカシート  H形鋼、連結鋼管杭  粘着テープタイプ。貼るだけで、養生時間不要。
 ケミカコートHV No.1000  コンクリート矢板
 ボックスカルバート
 高粘度タイプで、垂直面にも塗布可能。
 コテを使用して塗り広げる。

打設の時、剥がれてしまう可能性がありますが性能は出ますか?

パイルロックもパイルロックNSも、ある程度剥がれても十分な止水性を確保できるように、塗布量を決めております。止水材のご使用によって、無塗布の矢板を使用する場合より大幅に止水性が向上したと、たいへんご好評を頂いております。(実験室データでは、透水係数でマイナス2乗分以上の向上を確認しています。)

歩掛について


歩掛表を発行して頂けますか?

電話、メール等でお問合わせ頂ければ、ご要望に応じた歩掛表を発行致します。

歩掛表のパイルロックの費用は、矢板の継手両方に塗布の場合でしょうか?

そのとおりです。例えば、矢板の長さが10mであれば、歩掛表の価格×10mとなります。V型の場合であれば、\2,059(合計金額)×10m=\20,590となります。

歩掛表のパイルロックの価格は、実勢の価格でしょうか?

定価です。建設物価、積算資料に記載の値とほぼ同じ価格を記載しております。

仮設と本設で、歩掛の差異はありますか?

仮設では、イ) 返却矢板という項目があり、主に使用後の矢板の清掃費になります。ロ) 梱包費の項目は、打設現場と違う場所でパイルロックを塗布した場合、それを取り回し梱包して現場へ運ぶ場合の費用です。ハ) 材料費、加工費に関しては、仮設・本設とも同じです。(加工費は、現場でパイルロックを塗布して施工する場合です。)

ハット型の費用は、通常矢板とどこが違いますか?

通常の矢板は幅400o、ワイド型(w)600oとなっており、ハット型では900oとなっております。しかし、パイルロック材料費における弊社の歩掛表では、矢板のメートル当りの価格で算出しています。従って、単純にその案件で使用される矢板の本数と塗布長さ、歩掛表のメートル当たりの単価を掛ければ、全体の費用が計算できます。
しかしながら、ハット型の場合、継手部の爪の向きが通常矢板と異なり左右で反対になっていることから、塗布・養生に時間を要することに注意が必要です。

その他の注意点について

打ち継ぎの場合、矢板の片方がオープンで水没しますが、その場合の注意点はありますか?

通常は、そのまま次の矢板を打設することが多いようです。その場合でも、充分な止水性能は確保できると考えますが、万全を期すためには打ち継ぐ次の矢板の継手には、10〜20%多く塗布することをご推奨致します。

清掃時のコツのようなものはありますか?

引き抜いた矢板に残存する止水材に水分が残っているうちに、ウォータージェットを使用すると比較的容易に取れます。

バナースペース

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